慶應義塾大学 理工学部 応用化学科 Department of Applied Chemistry , Faculty of Science and Technology , Keio University慶應義塾大学 理工学部 応用化学科 Department of Applied Chemistry , Faculty of Science and Technology , Keio University

応用化学科紹介

応用化学科に関する紹介。カリキュラムや教育体制の説明、pdfファイルの配布など。

人類の未来は地球環境との共生の上にのみ建設される

応用化学科紹介20世紀は、物質的な華やかさや豊かさを追い求める時代だったと言えます。科学技術は、数々の機械や新たな物質を生み出し、その華やかで豊かな生活を後押ししてきました。さらに最近では情報処理や通信技術の発展により、私たちの生活はより便利で快適なものになってきています。しかし、これからやってくる時代が永遠にバラ色と言えるのでしょうか?

応用化学科紹介すでに、人類の豊かさの代償として地球環境の悪化が深刻化しています。酸性雨や二酸化炭素濃度の増加に伴う温暖化、フロンガスによるオゾン層の破壊、さらにはダイオキシン問題など、どれをとっても、その対策は十分とは言えません。地球全体で一つのシステムを形成していることから、いつかは大きなしっペ返しが人類にやってくるでしょう。また、エネルギーとして、さらには、さまざまな製品の原料として快適な生活を支えている石油の埋蔵量は楽観的に見ても今後100年以上人類の生活を賄うことはできないとされています。将来の十分な代替エネルギーや原料が確保されていない現状では、もし石油が無くなれば生活は一気に中世に戻らなければなりません。

応用化学科紹介一方、生活レベルの向上と保健医療の発達により、人間の寿命が延びてきました。しかし、さまざまな生活習慣病やガン、エイズ、アルツハイマー病などの難病に対しての治療薬は未だに不十分です。さらに狂牛病などの新たな疾病も現れてきました。私たちの生活の基盤は実に脆弱なものなのです。このような状況を考え合わせると、21世紀もまた人類が持続して繁栄していくためには、個々が時代に対応した英知を持てるかどうかが問われていると言えます。

応用化学科紹介応用化学は、化学を基礎とし、新たな物質をデザインし、創り出し、さらには物質を制御することを目的とした学問です。自然と調和し、将来にわたって利用でき、省エネルギーにつながるクリーンな物質を創り出すことや、難病治療のために不可欠な医薬品・医療技術を開発することなどは、まさに応用化学の重要かつ緊急の課題の一つと言えます。また、応用化学は、生化学から地球環境までの幅広い分野にわたる将来の諸問題の解決に貢献し、明るい未来の建設を可能にする学問と言えます。応用化学科では、化学の考え方を基礎とし、現在直面している諸問題や、これから生じるであろう課題を解決できる人材を育成することを目的として、化学を応用した広い分野、すなわち、有機化学、高分子化学、生化学、物理化学、材料科学、化学工学、環境化学、分析化学などを網羅した、密で幅広いカリキュラムを用意しています。学生諸君がこのカリキュラムによる勉学に積極的に取り組むことにより、様々な分野でリーダーシップのとれる柔軟で独創的な思考を持った人材に育っていくことを期待しています。

 

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