私達の研究室の目標は「自然の理を分子レベルで理解する」ことです。
自然のしくみを「探る」化学です。具体的には以下2つの研究を軸に進めています。
生物現象に注目し,鍵となる天然物をつきとめます。
複雑な天然物の特性を知り,それを活かして化学合成します。
天然物とは、自然に存在する物質のことを指します。
私達の専門は有機化学なので,天然物とは主に天然有機化合物を指しますが,自然の創り出す物質は無機物質でもあるし,タンパク質や核酸などの生体高分子でもあります。
それら広義の天然物に注目し,自然の妙を化学的に紐解いていく研究をおこなっています。
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当研究室のメンバーをご紹介します!
活動の様子を写真でお届けします!
犀川陽子准教授が学生総合センター応用化学系就職担当になりました。
森信之介専任講師(有期)が日本花粉学会第66回大会にて発表しました! 「ヤブツバキとユキツバキにおける報酬形質の比較」(ポスター発表)
森信之介専任講師(有期)が自然科学研究教育センター第27回サイエンス・メルティング・ポットにて発表しました! 「ツバキ節における送粉様式の違いと生殖的隔離の強化」
徳田誠先生(佐賀大学)との共著論文がEcology and Evolutionに掲載されました! Shinnosuke Mori*, Yugo Dhakhwa, Makoto Tokuda, Yoko Saikawa* "Biodiversity, Phylogeny, and Evolutionary Dynamics of Gall Midges on Japanese Beech Trees" Ecology and Evolution 2025, 15, e71621.
森信之介君が専任講師(有期)として着任しました。
新入生が加わりました!
M2 角田陽菜君が日本化学会第105春季年会(2025)にて発表しました! 「Na+チャネル開口活性を有するグラヤノトキシン類のくしゃみ誘発活性」
M2 八島有輝君が日本化学会第105春季年会(2025)にて発表しました! 「ルーピリンA1のピロール–オキサゾリン–ジヒドロフラン部分の合成研究」
森信之介博士が第69回応用動物昆虫学会(2024)にて発表しました! 「ブナとイヌブナに虫えいを形成するタマバエの日本列島における適応放散」(ポスター発表)
M1 木村俊介君が第125回有機合成シンポジウム(2024)にて発表しました! 「アコニチンのAF環の合成研究」(ポスター発表)
宮崎翔専任講師(有期)が東京電機大学に准教授としてご栄転されました。
今年度も犀川陽子准教授が応用化学科学習指導担当です!
宮崎翔君が専任講師(有期)として着任しました。
森信之介助教(有期)が商学部生物学教室に助教(有期)として転出しました。
M2 芦立賢治君が日本化学会第104春季年会(2024)にて発表しました! 「アコニチンの骨格構築を指向した[2+2]光環化反応および四員環開裂反応」
M1 池谷玲奈君が日本化学会第104春季年会(2024)にて発表しました! 「ミドリイガイ殻皮主成分の解析」(ポスター発表)
B4 妥玖和佑悟君が第68回応用動物昆虫学会(2023)にて発表しました! 「マルハナバチによる開花促進現象を司る鍵物質の在り処」(ポスター発表)
M2 高橋達也君が第123回有機合成シンポジウム(2023)にて発表しました! 「ルブランサロールの合成研究」(ポスター発表)
森信之介助教が日本農芸化学会2023年度大会にてトピックス賞を受賞しました!
森信之介助教が日本化学会第103春季年会(2023)にて発表しました! 「ミドリイガイ貝殻に含まれる色素ならびにペプチド」(ポスター発表)
M2 木内達也君が日本化学会第103春季年会(2023)にて発表しました! 「ミドリイガイ由来青色色素の合成研究」
M2 遠藤碧君が第67回応用動物昆虫学会(2022)にて発表しました! 「フタテンチビヨコバイが有するワラビー萎縮症誘発物質の探索」(ポスター発表)
M2 山内裕太君が第64回天然有機化合物討論会にて発表しました! 「アカクラゲ触手に含まれるくしゃみ誘発タンパク質」
M2 守屋厚志君が日本化学会第102回春季年会にて発表しました! 「フォラゾリンAアグリコンの合成研究」
M1 山田紘暉君が日本化学会第102回春季年会にて発表しました! 「ニワトリの卵殻内リン酸エステルの機能調査」
ホームページをリニューアルしました!
M1 山内裕太君が第67回トキシンシンポジウムにて発表しました! 「アカクラゲ由来くしゃみ誘発タンパク質の精製と解析」
M2 田邉知也君が第118回有機合成シンポジウムにて発表しました! 「コレオフォモンAの合成研究」
M2 小林映月君が第79回有機合成化学協会関東支部シンポジウムにて発表しました! 「アコニチンの7員環および5員環セグメントの縮合」
森信之介君が助教(有期)として着任しました。
伊藤卓君が博士号を取得しました。 「鳥類胚の骨形成に伴う卵殻溶解に関する化学的研究」
研究室HPを立ち上げました!
金泰亭君が博士号を取得しました。 「アリールナフタレンラクトン類及びパクタラクタムの全合成」
Tel: 045-566-1562 (犀川居室) E-mail: saikawa applc.keio.ac.jp Address: 〒223-8522 横浜市港北区日吉 3-14-1慶應義塾大学 理工学部 応用化学科理工学研究科 基礎理工学専攻天然物有機化学研究室 Department of Applied Chemistry Faculty of Science and Technology Keio University, 3-14-1 Hiyoshi, Kohoku-ku,Yokohama 223-8522, Japan
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