所属 学 部 慶應義塾大学 理工学部 応用化学科
大学院 慶應義塾大学 大学院 理工学研究科
開放環境科学専攻 環境・資源・エネルギー科学専修

スタッフ 准教授 寺坂 宏一
助教 小林 大祐
学生メンバー 博士3年 五島 崇
修士2年 笹田 義人
修士2年 佐藤 ゆり奈
修士2年 戸田 佑
修士2年 野田 浩平
修士2年 本間 茂寿
修士1年 青木 駿
修士1年 大久保 牧子
修士1年 尾崎 裕太
修士1年 佐野 一樹
修士1年 竹内 純
修士1年 竹村 和也
修士1年 和才 怜史
学部4年 浅野 建吾
学部4年 池田 有毅
学部4年 斎藤 淳平
学部4年 二ノ宮 裕未
学部4年 船越 尚樹
学部4年 森 夏葉



所在地 〒223-8522 横浜市港北区日吉3−14−1
慶應義塾大学理工学部応用化学科
23棟411B、407、412、413、414、415号室
ダイヤルイン 045−566−1575(寺坂)、045-566-1632(小林)
FAX 045−566−1575
学内内線 42379(寺坂個室)、47406(小林PHS)、42377(第1実験室)、42378(第2実験室)、42376(第3実験室)、42375(分析室)
電子メール terasaka@applc.keio.ac.jp, kobayashi@applc.keio.ac.jp



研究室の理念とフィロソフィー
 化学工学的な研究成果は研究現場や生産現場で活用されています。このような工学的な分野の研究を進めていくには、経験論的に実験を行い理論を導き、構築し、さらに理論的に予測された現象がきちんとコントロールできるかどうかを実験にフィードバックして検証していくことが重要です。
 とくに本研究室では、反応装置工学を基礎として、
『応用』を視野に入れた研究を行っています。つまり、基礎研究を行うにしても、社会での実用化を目指した研究をめざし、また応用化研究では具体的な反応装置の開発を行っています。こうした『研究』を行うには、想像力と創造力が重要と考えています。基本的な理論や方法論を学ぶだけでなく、今までに無い新しくユニークで柔軟なアイデアを産み出し、育て、鍛えることが重要です。
 そのために本研究室では、教員、学生を含めた各研究グループメンバーが自分の研究に関して積極的にプレゼンテーション&ディスカッションを行う場(Bi-Weekly Meeting)を設けています。ここでは各グループごとに、自分の考えたアイデアをメンバーにうまく伝える技術を訓練し、さらにそのアイデアや成果について、メンバーから質問、意見、批判あるいは新たなアイデアの提案を受けて、より大きな成果とユニークな才能を最大限引き出すことを積極的に試みています。また1週間単位で実験計画を見直していくので、フットワークのよい研究ができます。
 また半年毎に
Semester Meetingを行っています。ここでは他の研究グループメンバーのプレゼンテーションを聞いて全メンバーで討論を行います。
 さらに年間に数回
Spring Seminar、GW Seminar、Summer Seminar、Autumn SeminarなどのSeason Seminarを行っています。内容は講習会、外国人を招聘して英語での研究討論会、寺坂教授や小林助教の講演、学外の研究者やエンジニアの講演など臨機応変に企画されています。
 学外での活動も積極的に行っています。例えば、
学会が主催する講習会や見学会、あるいは寺坂研独自企画の工場や研究所の見学会への参加を勧めています。こうした経験は机の上や研究室では得られない貴重なもので、化学工学分野の研究者やエンジニアを目指す者にとってはたいへん重要です。また研究成果が出れば、学部生でも大学院生であっても国内外の学会で発表を基本としています。
研究室内での研究の進め方
 現在本研究室では、研究分野を「エコロジーグループ(E)」、「マイクロバブルベーシックグループ(μB)」、「マイクロバブルシードグループ(μS)」および「マイクロバブルアプリグループ(μA)」と大まかに4つのカテゴリーに分けていますが、全ての学生は一人ひとつずつの独立した研究テーマを持ちます。その分責任が重大ですがやりがいがあります。真剣に熱心に研究を行えばきっと世界に注目される成果を生み出すことができます。またその過程では苦しいこともあるかもしれませんが、達成したときの充実感もよりいっそうです。本研究室では学生も教員も研究に従事するという意味では対等で、ひとつのチームと考えています。ともに新しいアイデアを出し合って世界に貢献する研究に寄与しましょう。
 2002年度は、気泡塔型バイオリアクター設計と性能評価に関するテーマ、高粘度液へのガス吹き込みの精密制御に関するテーマ、明確な応用を意図した気泡に関する基礎研究テーマ、循環流動層内の粒子循環速度の制御に関するテーマおよびCO2脱吸収粒子の製造に関するテーマを実施しました。
 2003年度は、以上に加えて、食品工業プロセスにおける新規技術開発に関するテーマ、特殊な形状をもつ機能性材料製造技術に関するテーマ、流動層を用いる脱不純物装置の開発に関連したテーマを実施しています。
 2004年度は、光触媒を用いた固液流動層に関するテーマ、マイクロバブルの発生機構の解明に関するテーマ、下降液流動場へのガスの強制分散に関するテーマおよび2相液液分散系機構に関するテーマを実施しました。
 
2005年度は、高温CO2吸収反応器に関するテーマ、CO2連続回収分離プロセスに関するテーマ、マイクロバブルを利用した材料に関するテーマ、省エネ型ガス分散装置に関するテーマの4つを実施しました。
 2006年度は、引き続き高温CO2吸収反応器に関するテーマ、マイクロバブルを利用した材料に関するテーマ、マイクロバブルを利用した油分離に関するテーマ、マイクロバブルを利用した排水処理に関するテーマ、革新的マイクロバブル発生器の開発に関するテーマの5つを実施しました。

 2007年度は、小林助教の着任により超音波を利用したテーマ、高温CO2吸収装置の研究の増強、マイクロW/Oエマルション、CFDシミュレーションなどにテーマを実施しました。
 
実験におけるコンピュータの利用
 実験の手法は新しい測定機器や新しいアイデアが生まれるたびにどんどん変化していきます。しかし少人数の研究者で同時にかつ大量に正確で貴重なデータを採取することは大変困難です。また、人間でなければできないことと、機械の方が適した作業もあります。そこで本研究室では、実験操作のうち自動処理が可能な部分はなるべくコンピュータを利用するように工夫を行っています。現在、学生1名に対し平均1台のパソコンが与えられています。大いにPCを利用して研究を進展させてもらいます。
研究室見学について
 本研究室では在校生に対していつでも見学を歓迎しています。場所は矢上校舎23棟の4階までエレベータで上がり、左折して23-411B号室(寺坂個室)、23-407(第1実験室)、23-412(小林居室・第2実験室)、23-413(第3実験室)、23-414(第4実験室)、23-415(分析室)です。
 また廊下壁面に大型の研究紹介ポスターを掲示していますので、もしスタッフや在研生が不在でも研究概要を知ることができます。