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関連学協会

計算化学関連ソフトウェア

《分子構造・結晶構造の表示・描画》

DS ViewerLite

低分子から生体分子までの分子表示ができる。有機・無機の結晶も表示できる。Lite版はフリー。Pro版は有料だが空間群の指定が可能。最新バージョンは4.0。Pro版はWinのみ。Liteには、Win、PowerMac版がある。できた分子モデルは非常にビューティフル。取り込む際には、メニューのCopyは使わずに、PrintScreenボタンを使おう。

PCMODEL

定評のある分子構造入力ソフト。機能も充実しており昔から愛用している研究者も多い。PC, Mac, Unixなど各種プラットホームで走る。MMX力場が組み込まれており、共役分子を組み立てる場合に便利。ペプチドビルダーがついており、生体分子の発生も容易。水素なしの不完全な構造でも力場で最適化できるので、立体的に混み合った化合物の入力座標を発生させたいときに威力を発揮する。MOPAC、Gaussian、Gamessのプリポストとしても使うことができる。最新バージョンは、7.5。

ORTEP-III

言わずと知れたX線構造解析結果を表示させるソフト。

GaussView

Gaussian専用のプリポスト。密度分布に非常に長い時間を要するが、待った分だけ美しいモデルが出来上がる。短気な人には向かないソフト。

《半経験的分子軌道法》

WinMOPAC

MOPAC関係ソフトのFlagShip。入力座標発生時に力場がついていないので、混み合った分子を入力をする際には注意しよう。軌道、密度分布の描画速度は素早く、OpenGLで描かれた分子モデルは非常に立体感がある。画面のプロパティで色数の設定は、一番高いものを選ぶこと、さもないと落ちる場合あり。新しいパッチが出ている場合もあるので、サイトはマメにチェックしよう。

AMPAC

歴史的にMOAPCの兄弟にあたる。金属イオンのパラメータには、AMPACの方が先に対応したのでこっちが兄貴か?

《非経験的分子軌道法》

Gaussian03

Gaussianの最新バージョン。計算時間が長い重いソフトなので、化学屋ばかりでなくとも計算機屋のベンチマークとしても関心を引いている。最近PowerMac版も登場した。G5で動かせる日が待ち遠しい。

GAMESS

PC版はCPU、OSごとにコンパイルされたものが用意されているので、自分のマシンのCPUとOSを知った上でダウンロードしよう。

《パッケージソフトウェア》

HyperChem

初期バージョンからMM、MO、MD法が1つにパッケージされている。MOにはZINDO法も含まれているので電子スペクトルのシミュレーションをする際に便利。メインはWindows向けだが、ブラットホームとしてWinCEやDEC Alpha上のWinNTで走るバージョンもあった。近々、Ver.7が出るらしい。

Chem3D

図形描画以外にもMM、MOが使える。UltraとProバージョンがあるがMOPACエンジンに違いがあるので注意。G98W(UltraはGamessも)のプリポストとしても使える。モデルを印刷する際には、原子球の模様がプリンタの解像度に依存して変わるので注意。低解像の方が違いがはっきりする。