FUJIHARA LABORATORY 
マテリアル科学3 応用化学科 年秋学期 金曜5限 12−106教室  

授業概要と目標
 卒業研究(4年次)の直前期にあたる秋学期は,新しい材料の機能を創製するために必要な知識の体系化が目標です。そこで,実際のマテリアルを目の前にしたとき,その構造と物性の関係をどのように解釈していくのか,作った材料をどのように評価していくのかといった観点から「マテリアル科学3」の講義を行います。特に物質と外場との相互作用に注目して,温度,電場,磁場,電磁波(光)が物質にどのような影響を与えるのかを原子レベルから学んでいきます。物質の性質とは,本質的には,何かのエネルギーを外部から与えたときに,物質がどのように応答するかという問題なので,物質を構成する元素の個性が顕著に表れます。本講義では物性の発現メカニズムを電子論および原子論に基づいて学習することに主眼をおき,物質・材料の構造と性質の関係を明らかにします。

   固体の構造解析
   マテリアルと温度
   マテリアルと電磁場
   マテリアルの電気伝導性
   マテリアルの発光現象
   ナノマテリアルの構造と機能

教科書 
固体化学 田中勝久著 (東京化学同人)
参考書

1.固体の電子構造と化学 P.A.COX著 魚崎浩平ほか訳 (技報堂出版)
2.量子材料科学の初歩 足立裕彦・田中功共著 (三共出版) 
3.物性論 黒沢達美著 (裳華房)
4.キッテル固体物理学入門 C.Kittel著 森田章他訳 (丸善)