Environmental Chemistry Lab, Department of Applied Chemistry, Faculty of Science and Technology, Keio University
慶應義塾大学 理工学部
応用化学科 環境化学研究室
Led by Tomoaki OKUDA, Ph.D.

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テーマ


サイクロンおよびフィルターにおける
PM2.5捕集時の化学反応の比較

大気中PM2.5は健康への影響が懸念されており、より正確な有害性評価を行う必要があります。その際にPM2.5粒子の捕集方法は重要です。大気環境研究の分野では、一般的にフィルターによるPM2.5捕集が行われてきましたが、試料捕集時に粒子のガス化に伴う損失、ガス状物質の吸着などのいわゆるアーティファクトが報告されており、正確な捕集には懸念が伴います。一方で、サイクロンによる粒子捕集ではPM2.5試料が大気流線上に存在しないため、これらの望ましくない試料捕集時の化学反応を回避できる可能性があると考えられます。そこで、フィルターおよびサイクロンにおけるPM2.5捕集時の化学反応を比較し、より正確にPM2.5を捕集できる方法を提案することを目的としています。

Snap Shots

PM2.5を捕集したフィルターです。

PM2.5捕集用のサイクロンです。

サイクロンにて捕集されたPM2.5の粉体試料です。

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